雪は困るほどあるのですがお客さんが少なくてまいります。その分ゲレンデ はガラガラだし来た人たちは最高だと思います。
ここに来て雪も少し弛んできましたが、そのかわり暖かくて家族連れの方にはなかなか良いようです。宿もいつでもとれる状態で
選ぶの自由の買い手市場です。他とくらべてキャンプはちょっと高めの値段で3月に入ってから特に苦戦中です。遊びに来ましょう!
3月も上旬とはいえ周りは1.5mの積雪。この冬も我が家では暖炉が大活躍です。チロチロと揺らめくほのおの色と薪のにおいパチパチとはぜる音、そしてその優しい暖かさを一度体験してしまうともう暖炉から逃れられなくなり、年中機会があれば暖炉に火を入れることになります。まずは杉の葉っぱを一番下に次に針葉樹の木っ端、そして細めの薪からだんだん太めの薪をのせて杉の葉っぱに火をつければOKです。杉の葉からはお線香のようなかおりがして火種となる針葉樹の火事のようなにおいを消しながら紅葉樹の薪に火が移り緋色のほのおとともに心地よいほのかなにおいが部屋中にただよいます。
我が家で用意している薪は、おもにナラやクヌギそして山桜やニセアカシアなどの紅葉樹です。みんな木肌が美しく火持ちもよく何といってもにおいの良さが気に入っています。それぞれの樹種でもちろんにおいも違って
なかなか楽しめます。ナラや山桜は薫製のチップとしてよく使われますが、その香りの良さゆえんです。いま暖炉で美しいほのおを見せてくれているのは山桜、やさしくて少し甘い香りは心にうるおいと安らぎをあたえてくれます。
山のようにあった薪も今ではずいぶんと減ってしまいました。春になったらまたマキ割りをして山のようにマキを積み上げて、そうするとなんとも心豊かな気持ちになるのが解ります。